アレマットの歴史

アレマットは1980年代末にサヴィオ・ドミニチの心と思索の裡に生まれました。その閃きは、我々のこのピエモンテの名だたる丘陵地帯で味わった一本のワインと、ランゲ地方でも最も豊富な知識を具えたワインの作り手たちの一人との友情によって自ずからもたらされたものです。ワインとブドウ畑への愛は年月の経つうちに育くまれ続け、ついには2012年、もうひとつの決定的な出逢いが、それまでは夢に過ぎなかったものを実現可能なものへと変えることにより、アレマットはひとつの現実となりました。サヴィオが長年にわたってずっと培ってきた情熱が、このモンフェッラートの注意深い作り手との協調関係のうちに、形あるものを創り出す可能性を見出したのです。カンティーナの運営はピエモンテでも最も有能な醸造士たちの一人のアドバイスに託されました。当社はこうしてこの上なく大きな情熱と家族や友人たちによる欠くことの出来ない支えによって創立されたのです。

私たちのワイン

エミリオ

グリニョリーノ・ダスティ

100% グリニョリーノ

ペナンゴ町域内の丘のひとかたまりにまとまった当社のブドウ畑の中でグリニョリーノは最も麓に近い部分を占め、海抜約250mの粘土および石灰質の土壌に育つ。南に面しヘクタール当たり密度5000株で植え付けた畑では自然と環境に細やかに配慮しつつ栽培が行われる。グリニョリーノの名声は1500年代より広く知られており、これを盛大な祭典のためのワインと捉えていたサヴォワの宮廷によって殊更珍重されていた。

9月末、ブドウが完璧に熟し切るのを待った上で丁寧な選別を行って手摘みで収穫を行う。ほぼ毎年8月には苗ごとの生産量を調整するため房の間引きを行う必要がある。

発酵は果皮と共に温度を24度に保ったステンレスタンク内で行われる。数日後、色素が最大限に抽出されたのを確認し次第、直ちに果皮の除去を行う。続いて20度の温度調節下でのマロラクティック発酵に移る。

ワインは4~5ヶ月の間ステンレスタンクで熟成されたのち、ボトルに充填される。発売前に更にボトルの中で1ヶ月間熟成が継続される。

明るく輝きのあるルビー系の赤色。

まず黒胡椒のようなスパイシーさと小さな赤い果実の香気が立ちのぼり、グラスの中でより甘みの強いフルーツ系のノートを伴う更にまろやかでゆったりとした香りに発展していく。

グリニョリーノ特有の軽やかなタンニンを伴い、包み込むような濃密さと息の長い味わいを持つ。

プライエ

バルベーラ・ダスティ

100% バルベーラ

ペナンゴ町域内の海抜約300mの丘の上部の南に面し、石灰および粘土質の大変痩せた土壌を持つ畑。植付の密度はヘクタール当たり5000株。

10月上旬、ブドウが完璧に熟し切るのを待った上で丁寧な選別を行って手摘みで収穫を行う。ほぼ毎年8月には苗ごとの生産量を調整するため房の間引きを行う必要がある。

ブドウの除梗と搾汁ののち、発酵は温度を28度に保ったステンレスタンクで行われる。モストは8~10日間果皮浸潤させた状態に置いたのち、果皮の除去と圧搾を行う。アルコール発酵終了後にはワインを20度に温度調節したステンレスタンク内に収容し、マロラクティック発酵の進行を促進させる。

は6~8ヶ月の間ステンレスタンクで熟成されたのち、ボトルに充填される。発売前に更にボトルの中で2ヶ月間熟成が継続される。

紫がかったニュアンスを伴う濃厚なルビー系の赤色。

スミノミザクラの実やサクランボのような熟した赤い果実の香を持つ。

ゆったりとして包み込むような濃密で息の長い味わい。熟した果実の香りの心地よい感覚を再体験させてくれる後味は、ややスパイシーなフィナーレを伴う。

ブルナルド

モンフェッラート・ロッソ

100% クロアティーナ

ペナンゴ町域内の丘の東に面した海抜約250mの赤土からなる土壌。植付の密度はヘクタール当たり5000株。

10月中旬、ブドウが完璧に熟し切るのを待った上で丁寧な選別を行って手摘みで収穫を行う。ほぼ毎年8月には苗ごとの生産量を調整するため房の間引きを行う必要がある。

ブドウの除梗と搾汁ののち、発酵は温度を28度に保ったステンレスタンクで行われる。モストは8~10日間果皮浸潤させた状態に置いたのち、果皮の除去と圧搾を行う。アルコール発酵終了後にはワインをフランス製オークのバリック内で20度に温度調節し、定期的にバトナージュを行いつつマロラクティック発酵の進行を促進させる。

オークのバリックで約12ヶ月熟成。ボトル充填ののち、発売前に更にボトルの中で3ヶ月間熟成が継続される。

紫がかったニュアンスを伴う濃厚なルビー系の赤色。

ゆったりとして複雑さがあり、冒頭にはスパイシーさを感じさせるが、続いてセイヨウスモモやサクランボのような赤い果実の感覚を伴う柔らかさと包容力を見せ、樽木の軽いロースト感を伴う非常に微かなバニラ香がそれら全ての要素をなじませる。

充実した濃密で息の長い味わい。このワインのボディは重厚で、きめ細やかながらも柔らかく格の感じられる構成を持ち、舌触りはまろやか。後味はスパイシーな感覚と熟した果実の甘さを再体験させてくれる。

アウグスタ

バルベーラ・ダスティ・スーペリオーレ

100% バルベーラ

ペナンゴ町域内の海抜約300mの丘の上部の南に面し、石灰および粘土質の大変痩せた土壌を持つ畑。植付の密度はヘクタール当たり5000株。

10月上旬、ブドウが完璧に熟し切るのを待った上で丁寧な選別を行って手摘みで収穫を行う。ほぼ毎年8月には苗ごとの生産量を調整するため房の間引きを行う必要がある。

ブドウの除梗と搾汁ののち、発酵は温度を28~30度に保ったステンレスタンクで行われる。モストは12~15日間果皮浸潤させた状態に置いたのち、除去した果皮を圧搾し、特上モストに果皮圧搾作業の最初に採れたモストを加える。アルコール発酵終了後にはワインを20度に温度調節したステンレスタンク内に収容し、マロラクティック発酵の進行を促進させる。

マロラクティック発酵終了後、ワインはオークの大樽に移される。樽熟成の期間は約18ヶ月。ボトル充填ののち、更にボトルの中で4~6ヶ月間熟成が継続される.

紫がかったニュアンスを伴う濃厚なルビー系の赤色。

すぐに立ちのぼるスミノミザクラの実やサクランボのような熟した赤い果実のノートを持つその香りは豊かで、用いられた大樽は木の香りを残すことなく自然な複雑さを与えており、バニラ香は大変微か。

ゆったりとして包み込むような濃密で息の長い味わい。厚みときめ細やかさを具えたボディを持ち、熟した果実の香りの心地よい感覚を再体験させてくれる後味は、ややスパイシーなフィナーレを伴う.